ニキビ治療の基本は抗炎症と殺菌

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ニキビ治療の基本は抗炎症と殺菌

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自宅やエステサロンでの『ケア』とは一線を画し、『治療行為』を行うのが、医療機関の役割です。医師でしか扱えない薬剤や、学会で発表された最先端の治療を受けられるのがメリットです。

それでは医療機関ではいったいどのようなニキビ治療が行われているのか、詳しくご紹介します。

ニキビの種類によって治療法も違います

ニキビにいろいろな種類があります。この二キビを分類したのがバートンスケールです。これは世界的な基準で、これにしたがってどのレベルのニキビなのか診断を下します。

■バートンスケール

GREAD1 無症状のニキビ 近寄ってよくみないと分からない程度の2~3個の面皰
GREAD2 コメド状ニキビ 軽い炎症性コメド*
GREAD3 軽度のニキビ 紅斑を伴う炎症性の丘疹
GREAD4 中程度のニキビ 多数の炎症性丘疹および膿疱
GREAD5 重症の結節性ニキビ 炎症がひどくニキビ同士がつながった状態の丘疹および膿疱
GREAD6 重症の結節性ニキビ
嚢胞性ニキビ
瘢痕を伴う多数の結節状嚢胞

※毛穴が角栓で詰まった場所に皮脂や細菌が溜まった状態をコメド言います。コメドは白いものが皮膚に詰まっているかのように見えます。また、酸化してしまうと黒くなることもあります。

グレード1~2の白ニキビ

このグレードのニキビは皮脂の分泌を抑え、角質のケアを行うことが大切です。
まずはスキンケアと生活習慣改善が重要です。数々の疑問にお答えしながら、洗顔方法の見直しや指導、食生活の改善などについてアドバイスを行います。また、ケミカルピーリングも有効です。ケミカルピーリングでは、不要な角質の除去を行うことで皮膚の再生を促し、ニキビの出来にくい肌をつくります。

そして、皮脂はニキビの原因の1つです。皮脂が過剰に分泌されることで、トラブルの原因となりニキビの発生が誘発されます。そのため、皮脂分泌抑制作用のあるビタミン剤や外用薬の処方を行います。また、女性の場合、生理不順などホルモンバランスが乱れていると、皮脂の分泌が促されてしまう場合があります。このケースではホルモン治療も有効になります。その他には冷え症、肩こり、便秘、胃弱などの解決も重要です。体調管理は治療には重要になりますので、漢方やサプリメントを処方することもあります。 (黒ニキビに対しても、白ニキビとほぼ同じような対処をします。)

グレード3~4の軽度、中程度の赤ニキビ

このグレードのニキビは炎症を抑えることと、ニキビ菌の除去が重要です。
飲み薬、もしくは塗り薬で抗生物質を処方します。抗生物質はニキビ菌を駆除する効果があります。また、ケミカルピーリングも有効です。

そして、高濃度ビタミンCをイオン導入することも、皮脂の分泌抑制に効果的です。ビタミンCには皮脂分泌抑制作用があります。
また、ニキビの原因であるアクネ菌を殺すために、クリアタッチといった光療法を行うこともあります。さらにPDT(フォトダイナミックセラピー)も有効です。

グレード5~6の重傷のニキビ

このグレードのニキビは炎症もひどく、膿を内包しています。また、ニキビ同士がくっつき赤く腫れあがっている場合もあります。
まず、グレード3~4と同じように抗炎症剤や抗生物質を処方し、さらに症状によってはケミカルピーリングや、ビタミンCのイオン導入を行います。しかし、通常の治療ではなかなか治りにくいのが現状です。

しかし、そのような状態のニキビに有効な治療がPDTです。PDTはニキビの原因菌(アクネ菌やそれ以外の菌)を含めて一気にとり除き、さらに皮脂分泌の一時的な抑制効果も望めます。重症のニキビ、あるいは見かけはそんなにひどくなくても治りにくいニキビを根本的に治療できる方法です。

詳しくはPDT(フォトダイナミックセラピー)の解説をご覧ください >>

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