医師にしか扱えない薬剤あれこれ

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医師にしか扱えない薬剤あれこれ

ニキビで皮膚科にかけ込んでくる方は、たいていひどい炎症を起こしています。この状態を改善するには、まず炎症を抑えること、さらにニキビ菌を退治することが重要になります。クリニックでの治療の第一歩は、炎症を鎮静するための『抗炎症剤』、ニキビ菌を殺すための『抗生物質』などの薬剤の処方です。

たいていの場合、両方を組みあわせて処方し『ビタミン剤』『漢方薬』や『サプリメント』『外用薬』を合わせる場合もあります。どのような薬があるのか、表にしてみました。ご参考下さい。比較的症状が軽いニキビの方は、消炎剤や抗生物質で改善する例が多くみられます。しかし、私たちの生活環境はニキビをつくる原因となる要素であふれています。

またニキビの原因菌も、アクネ菌だけではありません。抗生物質が効かない細菌が悪さをしている場合、めざましい改善効果は望めないでしょう。抗生物質が退治する細菌の中には、体にとって必要な菌も含まれています。長い間飲み続けると必要な菌まで殺してしまう可能性があります。また抗生物質を服用しすぎると、本来肌にいるはずの菌が存在せず、そのかわり別の菌がニキビの原因にとってかわる場合があります。この点からも長期にわたる服用はおすすめできません。

さらに体本来のバランスを考えた場合、ホルモン剤の長期服用も避けたい部分です。
いずれにせよ内服薬だけでの治療には限界があるといえるでしょう。

薬の種類

●抗生物質
ニキビ菌の駆除が目的
内服薬:ミノマイシン、クーペラシン、ルリッド、クラリシッドなど
外用薬:ダラシンゲル、アクアチムクリーム、アクアチムローション
●抗炎症作用
ニキビの炎症の沈静が目的
内服薬:ブルファニック
外用薬:スタデルクリーム
●皮脂分泌抑制作用
過剰な皮脂の分泌を抑制するのが目的
内服薬:ビタミンB6、ビタミンC、女性ホルモン剤(メサルモンF、低量ピルなど)
外用薬:イオウカンフルローション
●漢方
体調を管理するのが目的
内服薬:清上防風湯、十味敗毒湯、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散など
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