PDTについてのご質問

Q1.1回でどのくらいの効果があるの?
A.PDTでは、1回1回確実に治療効果は生じています。
PDT治療を行うと、毛穴内部に溜まっている皮脂や細菌などを治療でたたくことで生じたものが、時に皮膚内で吸収され、時に毛穴の外に吹き出るように出てきます。
治療が順調に進んでいても、ニキビが悪化した、自分にはあっていない治療なんだという気持ちになる方がたくさんいらっしゃいます。楽ではないですが、その時期を乗り越えればゴールに到達できる治療です。
3週間隔で6・7回、つまり3ヶ月半~4ヶ月間、腰を据えて治療を受けて頂かないといけない、と考えてください。
Q2.何回治療すれば治るの?
A.平均すると6~7回で治療終了となる方が多いです。 にきびの数・根の深さや広がり・肌代謝の具合などによってどうしても個人差が出ます。回数がかかったとしても、必ずゴールには到着します。
Q3.治療時間はどのくらいかかるの?
A.光を照射する時間は数分です。パチンパチンと何発も光をあてるようなイメージではなく、じわっと光をあてるイメージです。照射後は状態に応じて冷却を行います。お顔全体の治療の場合で1時間が目安です。
Q4.治療間隔はどのくらいのペースがよいの?
A.3週間隔での通院が必要です。
PDTは、強力な皮脂抑制と殺菌を行います。皮脂分泌が回復し新たな感染が起こる前に治療を繰り返すイメージです。3週間隔での通院が最も効果的です。
Q5.健康保険がきかない治療だから
  なんだか不安だけど大丈夫なの?
A.保険適応というのは、治療費の約70%を国が負担するということです。保険適応の治療に認定されるのはなかなか大変です。高度な先進医療(がんに対する重粒子線治療、移植手術なども)認定されていないものがたくさんあります。
また世界には、日本の保険適応になっていないだけで、それらの国では非常に有効な治療として認められている治療がたくさんあります。
保険適応されていないからと言って、全ての治療があやしい、というわけではないのです。
当院で行っているPDTも、1980年代からがんの治療法として開発された治療方法で、現在も皮膚がんなど治療に使われています。 
それをニキビに治療に応用した確固とした理念に基づいた治療なので、ご安心ください。
Q6.何歳から治療が受けられますか?
A.10代~70代の方への治療実績があります。
PDTで使用するのは、アミノレブリン酸と可視光線。もともと自然に存在するもので科学的に合成したものではないです。安心してお受け頂ける治療です。
Q7.アミノレブリン酸を飲んで、
  体に害はないの?
A.アミノレブリン酸は、アミノ酸の1種です。体内でも作られていますし、食べ物からも摂取しているものです。普段から体内にあるものを一時的に多く貯まるようにしています。約24時間後には完全に体内で分解されます。
Q8.光を照射して体に害はないの?
A.PDTで照射する光は、普段私たち見ている太陽光や電灯と同じ可視光線です。レーザーのように強い光を一気に照射するわけではありませんし、皮膚ガンの原因となる紫外線は、一切含んでいません。
ポルフィリンに有効に働く波長を含むやわらかい光で、肌にとっては安全です 。
Q9.PDT治療の副作用は?
A.全身状態に影響するような副作用は全くありません。内服するALAはアミノ酸、照射する光は太陽光の中に含まれている一部の光を照射するので、一見特殊な治療のようですが自然にあるものを使用・応用した安全性の高い治療です。
しいて言えば、肌内部で強い反応を起こさせることに伴う一過性の赤みや腫れ、皮脂抑制に伴う皮膚乾燥、またALAは酸性のため、内服により胃への刺激が生じ吐き気や胸やけのような症状がが生じることがある、というくらいです。
Q10.皮脂腺を壊して、体に害はないの?
A.皮脂は肌を健康に保つための最初の〝肌のバリア”を構成するのに重要な役割を果たしています。
ただし、ニキビが生じて繰り返しているような人にとっては、この皮脂が毛穴に溜まってしまい毛穴内に菌の繁殖・感染・炎症を生じさせる原因となっています。ニキビが繰り返される状態も肌へのダメージは計り知れないものです。
繰り返すニキビの悪循環を断ち切るためには一時的に皮脂腺を抑制するということなので、PDT治療中は、保湿を強化し、皮脂抑制に伴う肌バリア機能の低下に備えてもらいます。
当院でのPDTにおいては皮脂腺が根絶やしになることはないように調整しており、治療終了後は皮脂腺は徐々に回復し、肌バリアを保つのに十分な状態まで再生しますので、安心ください。
Q11. 痛みはあるの?
A.パチンパチンと何発も光をあてるようなイメージではなく、じわっと光をあてるイメージです。
『痛い』というより、『じりじりする』『むずがゆい』『ヒリヒリする』『熱い』という感覚かと思います。
日焼けをする時の感覚でしょうか。
痛くても我慢すると効果が高い、と思われがちですが、必ずしもそうではないです。
治療は医師や担当スタッフが声を掛けながら進めていきます。ご安心ください。
Q12.赤みや腫れは何日くらい続くの?
A.翌日から2日程度で気にならない程度になることが大半ですが、自覚的な腫れ感や軽度の赤みは数日から4~7日程度続くこともあります。必ず消退しますのでご安心ください。
赤みは残存していても女性の場合はメイクで問題なくカバーできる程度です。腫れも他人からはあまり気づかれない程度が大半です。
Q13.メイクはいつから可能なの?
A.PDT治療後、保湿・UVケア後、メイクをしていただいて問題ないです。
もちろん極論の理想をいえば、刺激を最小限にという面からしないに越したことはないです 。
Q14.治療後、してはいけないことは?
A.基本的に日常生活においての制限はないです。
大量の飲酒・長時間の入浴は、体の代謝が上がり、赤みや腫れが引きづらくなる可能性があるので控えてください。晩酌程度の飲酒、シャワー浴は問題ないです。
Q15.治療後、包帯やテープを貼ったりするの?
A.傷にならないので、包帯やテーピングによる保護は必要ありません。
Q16.体のニキビにも効果はあるの?
A.背中・腕・肩・胸・お尻・頭皮、のニキビも治療できます。
アミノレブリン酸は皮脂腺に選択的にとり込まれます。皮脂腺は全身に存在するので、そこに光を照射すれば同じような効果が望めます。
Q17.ニキビ跡の赤みにも効果があるの?
A.PDTの効果はニキビの原因の解決。ニキビ跡改善には他の治療をご用意しています。
ニキビ跡で悩まれる方の多くは、まだニキビが時々できて混在している方が多いです。
ニキビはニキビ跡になります。
ニキビを治す=間接的にニキビ跡のこれ以上の悪化を防ぐという意味ではニキビ跡治療の第一歩とも言えます。
赤い跡や茶色い跡・凹凸を直接的に治すには、専門治療があります。カウンセリングでご相談ください。
Q18.赤みが一番気になるから 色素治療を
  先にした方がよいですよね?
A.ニキビ跡の赤みは、そもそもニキビができて炎症を生じた後にできる”炎症後色素沈着”というものです。
ニキビがある程度以上ある場合には、まだまだニキビ跡が増えたり濃くなったりする可能性がある段階ですから、その段階での色素治療は非常に効率が悪いです。効果をほとんど感じることができないと思います。
赤みのもとであるニキビをきちんと治すことが、色素治療の第一歩ともいえます。
ニキビを治す→ニキビ跡を治す を焦らず確実に進めていきましょう。
Q19.PDT治療をやめたらまたニキビが
  再発するの?
A.一生にきびゼロ!というのは難しいです。
毛穴も皮脂も菌も体にとってもともと必要で存在するものです。
生活環境やホルモンバランスなどの様々な要因で、そのバランスが崩れた時にまたニキビが出来る可能性はあります。風邪を引いて治ったのに、また風邪を引いた、というのと同じです。
ニキビも風邪もそのあたりにどこにでもいる常在菌による同じ感染症なのです。
PDTを急性期治療として終了しても、毛穴内部の修復と、皮脂腺の再生に伴う皮脂分泌回復が併行して進みます。毛穴内修復が安定しきらず甘いところは、まだまだ皮脂がたまりやすい環境にあるということ。
第一に皮脂分泌が抑制されている間に毛穴内修復を効率よく進めてしまうこと、
そして第二に新たにニキビができて毛穴の中に大きなデッドスペースができないようにコントロールすることが大切です。
Q20.治療があわなかった、効果がなかった
  ということはありますか?
A.ニキビが出なくなるまでにかかる治療回数や期間に個人差がありますが、しっかり続ければ必ずニキビができずらい肌になります。ただ、殆どの方が、治療を開始してから一度は、治療があっていないのかもしれない大丈夫かな?と感じると思います。医療的には確実に1回1回の治療ごとに反応がおきて前進しますが、今目に見えているニキビはもちろん、目に見えていない毛穴につまっている皮脂や菌などをあぶりだしていくような治療なので、腰をすえて治療に向きあっていただかないといけません。
ご自身の判断で治療を中止されない限り、効果がないといった方はいないです 。

ニキビ全般のご質問

Q1.どうしてニキビができるの︖
A.角質が毛穴をふさぐことによってニキビができます。
皮脂が分泌される毛穴が、角質や乾いた皮脂によってふさがれた状態がニキビの始まりです。この段階を白ニキビ(毛穴が綴じた状態)や黒ニキビ(毛穴が開き詰まった角質などが見える状態)と呼びます。ニキビは、主にストレスや不規則な生活によるホルモンバランスの乱れによって生じます。
Q2.思春期ニキビと大人ニキビの違いは︖
A.肌の潤い不足やストレスなどが原因で大人ニキビは発症します。
思春期ニキビは、ホルモンの関係で皮脂腺が発達して分泌量がどんどん増える一方で、毛穴の発達が追いつかないために発症します。一方で大人ニキビは、肌のうるおい不足により古い角質が毛穴の出口を塞いだり、あるいはストレスや生理サイクルなどの影響で一時的に皮脂が過剰に分泌され毛穴詰まりを招くことにより発症します。
Q3.ニキビには種類があるの︖
A.進行具合で様々な種類があるニキビ。段階により治療方法も変わります。
白ニキビ(コメド)や赤ニキビ、膿をもったニキビなど、進行具合などによって様々な種類のニキビがあります。各段階のニキビに対して必要となる治 療も、それぞれ異なります。
Q4.ニキビに体質や遺伝は関係するの︖
A.ニキビの大半は生活習慣などの後天的要因で発症します。
ニキビのできやすい体質に遺伝が関与することがあると言われていますが、科学的にはニキビ発生と遺伝の関係は解明されていません。皮脂腺の大きさや発達の仕方・活動性は遺伝するので、遺伝もニキビの原因のひとつにはなりえると考えられます。しかし、大部分は生活環境などの後天的要因が主体と考えられます。
Q5.どんな治療法があるの︖
A.飲み薬や塗り薬を使った治療、PDTやその他光治療、ピーリング、レーザー治療などがあります。
ニキビの種類は数多く、その進行具合に応じて治療法にも様々な種類があります。しっかりとニキビを改善するためには、正しくニキビの状況を把握したうえで的確な治療を行う必要があります。

お子様のニキビのご質問

Q1.子どものニキビがひどいのですが、
治りますか︖
A.PDT治療はお子様のニキビにも効果があります。
大人に限らず子どもでも重症ニキビは発症します。そして子供の重症ニキビにもPDT治療は有効です。他の子と違ってなかなかニキビが治らない…ストレスのせいか最近ニキビが増えてきた…と思ったら、お早目にご相談ください。